懺悔
彼が自分との関係を隠すために
カモフラ−ジュを装っていたことは知っていた。
しかし、真面目で不器用な彼のことだ。
単なる『遊び』を演じることはできなかったのだろう。
それが、あんな悲劇を産むなんて...。
「俺は....間違っていたのか?」
自分が彼を愛してしまったことで
見ず知らずの女性がひとり殺され
彼の妻は自ら命を断ち。
そして彼自身も....。
男を愛することは、許されないことなのだろうか。
異性しか愛してはいけないのだろうか。
なら、今なお心の中に巣食うこの気持ちは?
こんな惨劇を産み出してもなお
消え去る事のないこの想いはどうすればいいのか....!!
「俺は間違っているのか?........哲郎」
しかし、応えてくれる者はもう、誰もいない。
柩の中には
愛する男が
静かに眠りについていた。
大河内は静かに歩み寄り
そしてその頬にゆっくりと、触れた。
もしあの時、気持ちを押し隠していたら
愛してなどいなければ
お前を失うこともなかったのだろうか。
気付くと
彼の頬が濡れていた。
それが自分の涙だと気付いたのは
しばらく経ってからのこと。
今はただ、自分を責めることしかできなくて
ひとりぽっちのこの部屋で
静かに泣いた。
だけど
もし許されるのなら
もう一度だけ
その口唇に..............
2nd18話、湊×大河内です。ホンマに公認です−(爆笑)
本編の流れそのままに暗くなってしまいました(汗)
どうせなら、ふたりがいちゃいちゃしてるトコとか
書いてみたかったんですけど
イマイチ湊サンの性格が掴めなくて...。
ど−でも良いことなんですが
わたし的大河内サンの設定は
『ふたりっきりの時は相手のことを名前で呼んで
一人称も“私”から“俺”に変わる』
それだけ湊サンだけには心を許してるってコトでvvv
他所サマの素敵作品でいっぱい勉強しなくちゃ♪
(他力本願超期待vv)
とりあえず湊サン話はnaoサン、おねがいしますよ〜v(笑)